八月踊りの概要
毎年旧暦の8月8日9日10日の3日間にわたって繰り広げられる踊りの数々
伝統芸能/八月踊り
旧暦の八月に催される八月踊りの起源は定かではありませんが、本来「8月お願」「皆納祝い」と称されることからするとかなり古くから始められたらしい。
即ち、1637年に宮古、八重山に実施された人頭税制度によって苦しみを味わった人々は、納税の報告をし、さらに豊年を祈念することを年中行事とした。
神前で奉納踊りをし人々がごぞって祝い楽しみ、納税の苦しみを自ら慰めていたのであろう。
明治になってから、民俗踊りに加えて、古典踊りや組踊りが首里から伝えられた。
八月踊り
1日目 午前 |
仲筋正日、塩川字民を招待し八月お願の祈り後、民俗踊りや古典踊り、組踊り、忠臣仲宗根玄雅公等、演じられる。 |
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1日目 午後 |
午前部と同じく民俗踊りや古典踊り組踊り忠孝婦人-名村原組が演じられる。 |
2日目 午前 |
塩川正日、仲筋字民を招待、民俗踊りや古典踊り、組踊り、忠臣公文組-名忠臣身替が演じられる。 |
2日目 午後 |
民俗踊りや古典踊り、組踊り、多田名組が演じられる。 |
3日目 | わかれと称してそれぞれ仲筋、塩川の両字にわかれて1日目、2日目に演じられた踊りを演じる。 |