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村長のたうけーむぬゆむ゜(ひとりごと)広報12月号掲載

2014/12/15 10:53 更新

12月22日は冬至(多良間ではトゥンジーという)である。一年のうちで昼間が一番短くて、夜が一番長い日である。冬至の日を境に冬の寒さが一段と深まる。冬至と対極にあるのが夏至(多良間ではカーツーという)である。一年のうちで昼間が一番長くて、夜が一番短い日である。冬至と夏至の日照時間はおよそ5時間の差があるという。

多良間では、冬至のことを「トゥンジーガマ」とも言い、別名「イミ正月」とも言った。子どもの頃、ジューシユーを炊いてお供えした記憶がある。この日は早く太陽が沈むぶん夜が早い。「正月えーむ゜」と言って真っ暗闇となった。電気のない時代である。当時は屋敷の周りは福木の木で囲まれていた。道路側もほとんどが福木で覆われていた。電気はなく、懐中電灯も各家庭にあるわけではなかった。外を歩くとき前はほとんど見えない状況であった。そんな時は空を見ながら歩いた。福木と福木の間から見る空はやや明るく見えた。空を見ることで道路に沿って歩けたのだ。これを「ティンプカギ」と言った。

今年は、19年に一度しか訪れない「遡旦冬至(さくたんとうじ)」という、とってもおめでたい特別な日である。「遡旦冬至」は新月と冬至が重なる希少な日である。新月はこれから満月に向かって満ちていく、月の復活を意味します。冬至は昼間が最も短い日なので、冬至を境にこれから陽が長くなっていく日でもある。つまり、冬至は極限まで弱まった太陽が復活することを意味する。太陽の復活と月の復活が重なる、19年に一度(正確には19年と7ヶ月らしい)しか訪れないおめでたい日、それが「遡旦冬至」なのだ。

昔中国では19年に一度、遡旦冬至が予測通りに訪れると言うことは、すばらしい王が正しい政(まつりごと)を行っていると信じられ、遡旦冬至を祝って、宮中では宴を催し盛大にお祝いをしたという。

第41代持統天皇は、この19年7ヶ月に一度のよみがえりの象徴とされる、「遡旦冬至」に国家の繁栄を願い、盛大な祝宴を催したと言われている。

「冬至に天気がよければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば雨が多い」「冬至に南風が吹けば地震・日照り・大雨」という言い伝えもあるようです。

「遡旦冬至」のめでたい日を機に多良間村のゆがぷー繁盛、村民の無病息災・喜内繁盛を祈念します。

防災一口メモ(第93回)を掲載しました

2014/12/3 13:26 更新

防災一口メモ(第93回)を掲載しましたのでご覧ください。

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