八月踊りの概要

2009/3/22 15:41 更新

毎年旧暦の8月8日9日10日の3日間にわたって繰り広げられる踊りの数々

伝統芸能/八月踊り

旧暦の八月に催される八月踊りの起源は定かではありませんが、本来「8月お願」「皆納祝い」と称されることからするとかなり古くから始められたらしい。即ち、1637年に宮古、八重山に実施された人頭税制度によって苦しみを味わった人々は、納税の報告をし、さらに豊年を祈念することを年中行事とした。神前で奉納踊りをし人々がごぞって祝い楽しみ、納税の苦しみを自ら慰めていたのであろう。

明治になってから、民俗踊りに加えて、古典踊りや組踊りが首里から伝えられた。

八月踊り

1日目午前

仲筋正日、塩川字民を招待し八月お願の祈り後、民俗踊りや古典踊り、組踊り、忠臣仲宗根玄雅公等、演じられる。

1日目午後

午前部と同じく民俗踊りや古典踊り組踊り忠孝婦人-名村原組が演じられる。

2日目午前

塩川正日、仲筋字民を招待、民俗踊りや古典踊り、組踊り、忠臣公文組-名忠臣身替が演じられる。

2日目午後

民俗踊りや古典踊り、組踊り、多田名組が演じられる。

3日目

わかれと称してそれぞれ仲筋、塩川の両字にわかれて1日目、2日目に演じられた踊りを演じる。

たらまゆー

(日本語訳)
多良間世ぬ
直らばよ
三原世ぬ
なうらばよ
御しゅぐ物
納みていよ
てんうぇー物
うやしていよ  うしやみていね
残りや
うやしていね
あまいや あむい酒
たりちゅりよ
くみやつき
たりちゅりよ
多良間主ば
つかいしよ
ゆとうくるば
お供しよゆい七日
ないけら
あき人日
ないけらさかずきすぬ
いらまんよ
むちゃぎばら
いでいいけよ
つぎばまい
きたまんよ
むりばまい
たゆまんよつぎばまい
きたまん
むりばまい
たゆまんながしがーぬ
水だきよ
ゆなうがーぬ
水だきよ
下からや
むらがりよ
上からや
うつしゅいよ

下からや
むらがり
上からや
うつしゅい

多良間が
豊年になったら
三字が (仲筋、塩川、水納)
豊年になったら
穀物を
納めて
上納を
すませて  納めた
残りは
おあげした
残りの穀物は 粟の酒
つくり
米の酒
つくり
頭首を
おまねきし
村の役人を
おともして七日も
続き
人日も
続くほどに盃を
とりかわして
くたびれるまでに
お祝いしよう
いくらついでも
つきない酒よ
いくら飲んでも
減らない酒よいくらついでも
つきない酒よ
いくら飲んでも
減らない酒よナガシガー(井戸の名)の
水のように
世直の井戸の
水のように
下からは
湧き出て
上からは
降り添えて

下からは
湧き出て
上からは
降り添えて